
東京23区「教育格差」案内
子どもができると、教育・子育て情報が気になりだしますが、どこに住むかという情報が、以前より重要度が増していると著者は言います。
昨今は、公共サービス、学校数、交通の便等の地域差が拡大し、地域により住宅費も違うので、これらの情報をトータルして、どこに住むべきかを真剣に考えなければならないと著者は言います。
本書は、「学校選択性」「公教育充実度」「私立充実度」等の教育の切り口と、「交通アクセス便利度」「子育て行政充実度」「住宅の手頃さ度」等の独自の切り口により、教育における地域格差をあぶり出します。
そして、「格差」の現実を知り、子どもたちになるべくよい教育・育成環境を提供できるように努力すべきであり、そのために、本書が、「格差」という現実を乗り越えていくための「武器」となれば、と著者は言います。
本書を読むと、自分の小学生、中学生時代に比べて、現在の学校教育の豊富さ、充実ぶり、そして、その選択肢の多さには驚かされます。
もともと裁縫の学校として出発したため、その経緯を大切にし、現在でも毎朝5分の運針を行う豊島岡女子学園とか、音楽は人生を豊かにするという主旨のもと、中学3年間でギターとピアノが必修の開成等、私立は独自の教育方針が面白いですね。
最近は、公立、私立ともに、中高一貫校がトレンドの様ですね。
また、小中の学校選択制も、多少条件等の違いはあるものの、ほとんどの区で導入されている様です。
区独自で中高一貫校をつくってしまった千代田区等、公立でもかなり教育改革に力を入れているところもあるようです。
港区では、区内すべての中学校で、「土曜特別講座」を実施しており、これは、学習塾の講師が学校で教えてくれるシステムで、希望者は無料で参加することができるというから驚きです。
これだと、港区に住んで普通に税金を払っていれば、学習塾代がタダになるのと同じじゃありませんか。
また、東京23区は、最近になってからですが、すべての区で、中学3年までの子どもの医療費は行政が助成してくれるようになりました。(年収制限なし)
つまり、中学3年まで医療費はすべてタダということです。
同じ首都圏でも、横浜市や川崎市、千葉市やさいたま市では、事情は異なりますから、こういうのも大きなポイントになりますね。
0 件のコメント:
コメントを投稿